前から個人的に興味があった「メイカーフェア」ですが京都で開催されると聞き、親子三人で見学に行きました。メイカーフェアとは元々はアメリカのサンフランシスコで始まったイベントで簡単に言うと「ものづくりが好きな人のお祭り」です。IoTなど電子工作系が多い印象はありますが、ものづくりであれば何でも良いそうで木工などアナログな造形物も多数出展してます。
面白いのは作った人とブースで色々とお話ができるところ。良い意味で「変人」が揃っているので展示物以上に制作者が面白かったりします。
東京では2017年から行われてるそうですが関西では初めて。今回はちょっと交通の便が悪いところではあったんですがかなりの賑わいでした。
会場周辺の公園。すごく良いところでした。
初めて行ったので東京など他の会場の様子は知らないんですが親子連れが非常に多かったです。僕は最初は一人で行くつもりでしたが初日に行った友人に「子どもでも、いや子どもの方が楽しめるよ」と聞き、家族で行くことにしました。こういうイベントに子どもと一緒に参加するのは初めてなのであまり介入せず、子どもの好奇心の赴くままに楽しんでもらいました。
入口のそばにいきなりロボットが!
一番手前のロボットは占いをしてくれるロボットで何と運勢を筆で書いてくれます。ウチの子どもは大吉!でした。
一番インパクトがあったのが人力3D。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、もし見かけたらぜひ体験を!
子どもの興味の赴くままに任せたらやはりおもちゃやゲームっぽいものばかりを見て回ってました。遠隔地とファミコンで対戦できるシステムなんかも展示されてて、本来はその通信システムが出展物のキモなんですがウチの子どもはファミコンのアイスクライマーを他の子どもと勝負するのに夢中。いやそこは関係ないんだが。
くだらない(褒めてます)代表「コアラのマーチ振り機」
コアラのマーチを容器に入れて揺すり続けると粉々になって引っ付き巨大なチョコレートのお菓子になるという性質を生かして自動で揺さぶり続ける機械。何という単機能な!
おっさん垂涎の懐かしコンピュータのミニチュア。この辺は僕の趣味なので子どもはスルーしてましたが。
ロボットと対話中...何を語っているのか...
他の子どもたちと一緒に「ピタゴラスイッチ」的なものから離れない...
朝イチから昼過ぎまでノンビリと僕自身も楽しませてもらいました。展示物ももちろん面白いんですが出展してる人が愉快な人が多くて、子どもも仕掛けについて色々質問したりして興味津々でした。近くにものづくりをするような人もあまりいないので「既製品」しか知らない子どもも多いと思いますが「無けりゃ自分で作る」人の自由さを見せることができたので視野が広がればいいなと思います。